みかおの本棚

みかおです。 某電気メーカーで研究開発をしている会社員です。 元々はダメダメな学生でしたが、読書に出会ってから、物理の国際誌に投稿したり、 成績優秀者として奨学金が全額免除となる特待生に選ばれました。 そんな読書大好きな私が ビジネス書、自己啓発本を中心に、 自分なりに読んだ本を要約して、発信していきたいと思います。 どうぞよろしくm(_ _)m

仕事は輝く 〜石を切り出すだけの仕事に働く喜びを見つけた物語〜

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どうも、みかおです。

 

今回は犬飼ターボさんの著書のご紹介

 

 

著者は元々やり手のビジネスマンだったようですが、

立ち上げた会社が順調にいっても

満たされずにいた所から、

 

「成功」×「幸せ」の

ハピサクに焦点を当てて小説を書いていらっしゃる方です。

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僕は普段小説を読まないのですが、

この本は物語を通して、

どうやって仕事に取り組めばいいか?

を教えてくれる良書です‼︎

 

 

物語の構成

  1. 意識の持ち方で仕事は変わる
  2. 自分を責めることに意味はない
  3. 仕事には意味がある
  4. 期待を超えることで信頼が生まれる
  5. 行き詰まったときの対処法

 

の全5部構成です。

 

 

1.意識の持ち方で仕事は変わる

あなたは何の専門家ですか?

自分が専門家であるという意識で

仕事に臨んでいる人がどれくらいいるでしょうか?

 

でも、その意識を持つことで、

向上する気持ちが芽生え、

毎日が勉強の日々に変わります。

 

上手な人を真似る。

分からなかったら聞くこと。

変なプライドを持つのではなく、

専門家としての意識を持って

常に向上する自分でいること。

 

そうすることで、

セルフイメージを高めていきます。

そのイメージにひきづられて、

あなたの行動がどんどん変化していきます。

 

 

2.自分を責めることに意味はない

上の1.を実践していると、

成長に対して貪欲になります。

 

その一方で、出来ないことに対して今まで以上に反応してしまったりもします。

 

でも、そこでネガティブになる事は、

あなたを向上はさせません。

 

それよりも、どう改善したらいいのか?を意識する事で、成長が辛いものでなくなり、行動力も増していきます。


3.仕事には意味がある

 毎日同じような作業の繰り返し

2.までを実践できていると、

今度は仕事がつまらなく感じてくる瞬間もときに訪れます。

 

そんな時に、この仕事が何につながっているのか?を意識することが大事です。

 

有名な話を引用します。

ある時にNASAを訪れた大統領が近くにいた清掃員に声をかけます。

 

「君は最高の清掃員だな」

 

すると、

 

「いいえ大統領閣下、私は人類を月に送るお手伝いをしているのです。」

 

と答えました。

 

自分の仕事が何につながっていて、

それはどんな風に役に立っているのか、

それを一度考えていれば、迷いの霧もきっと晴れるはずです(^^)

 


4.期待を超えることで信頼が生まれる

あなたの仕事のお客様は誰ですか?

もしも直接顧客とのやりとりがない場合でも、

上司や会社内部の人達など、

必ずあなたの仕事の受け取る/評価する人がいます。

 

そしてポイントとなるのが、

その人は必ずしも何を期待しているのかというのが上手く説明できるわけではないということです。

 

その場合に、その人を責めていても

状況は良くなりません。

相手が上手く説明できない場合は、我々がそれを上手く聞き出すような質問をする必要があります。

 

そうやって期待を聞き出すことで、

自分のやるべきが明確になり、

 

また相手からの信頼が得られれば、

仕事においても様々な権限が与えられるようになります。

 

上司や周囲の人とも関係が良くなり、

自分で決められることも増えていけば、どんどん仕事が輝き出します!

 


5.行き詰まったときの対処法

これはとてもシンプル、

「原点に帰る

です。

 

つまり、1.からもう一度意識を向け直すということです。

 

これまでの内容がちゃんとできていれば

原点に帰ることできっと道は拓けるはずです。

 

 

 

 

 

とっても読みやすいのに、

有用な考え方のエッセンスが詰まっているいい本でした(^^)

 

 

 

それでは、今週も仕事頑張りましょー

 

 

みかお