人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
どうも、みかおです。
自己紹介
今日は僕の自己紹介を簡単に
東北大学の理学研究科の物理学専攻で
理論物理を研究していました。
専門は、強相関電子系の物理と言って、
特にマンガンなどの遷移金属酸化物の新奇な物理現象を理論的に解明する事を研究テーマにしていました。
理論物理の分野では珍しく、
学生のうちに第一著者として国際論文に掲載され、
東北大学の修士論文発表会ではその成果が認められて、奨学金免除の特待生になりました。
今はその専門を活かして、
某電気メーカーの研究所で
そんな私の趣味は、読書
小説も時たま読みますが、
よく読むのは自己啓発本やビジネス本です。
そんな中でも、特に興味深かったモノを紹介したいと思います。
ハロー効果
皆さんは、ハロー効果をご存じですか?
ここで、ハローとは後光のことで、
神様が現れた時に後ろでピカピカ光ってるアレです。
ざっくり言うと、ある人の最も光る特徴に引きずられて、他の部分に対する評価が変わるという効果です。
例えば、全く同じ政策や考え方を持っていたとしても、身なりが不潔な人と、スーツでビシッと決めている人では、
人は後者の言う事に説得力を感じがちなわけです。
この効果は様々な心理学的研究でも効果が確認されており、
実際に皆さんの日常にも散りばめられています。
なんで、あの人の方がいつもとくしてるの?
なんで、あんな簡単な事やってるアイツの方が評価されてるんだよ?
って思ったことありますよね?
僕もよくあります。
でもこれって、見方を変えればそのアイツはハロー効果をうまく使うことの出来るスキルのある人なのかもしれません。
それによって築き上げる印象などを総称して、今回の本では
"錯覚資産"
と呼んでいます。
実際に実力があっても、その成果が認められていなければ、人の役に立っていなければ、それは仕事とは認めてもらえない。
厳しく、なんとも世知辛いですが、
これが現実です。
逆に錯覚資産をうまく運用する人は、
スタートの実力が人より劣っていても、
認められた成果で、
さらに錯覚資産を築くチャンスを掴む
好循環をつくることができます。
客観的に評価ができない上司が悪い、
というのはその通りかもしれませんが、
転職などで環境を変えても、劇的な変化を期待することは難しいでしょう。
なぜなら、ハロー効果は
科学によって確認されている
人のネイチャー(本質)だからです。
最後まで呼んで下さって
ありがとうございます😊
そんなあなたも、
ハロー効果に従ってこの文章を読んでいるのかも⁈
でわまたー
みかお